過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
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899:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/25(月) 01:20:19.33 ID:waYR0neCo
惠「しかし、央輝。君はいつも黒だ、たまには他の色も来てみたら気分転換になるんじゃないかな?」

央輝「ふん、男の格好にしか見えないオマエに言われたくはない。それにアタシは目立つわけにはいかないからな」

 黒の服は闇に紛れる。
 裏の仕事を稼業としてる央輝にはコレ以外ありえないのだろう。

智「そういえば、黒一色の服を着てる男性って自分で格好いいと思ってても、女性に格好悪いって引かれることのほうが多いらしいよ」

央輝「……それを聞いてアタシにどうしろっていうんだ? 殴ればいいのか?」

惠「いや、これは興味深い話題ではないだろうか。性別の傾向を示しているにしても、央輝のようにこうして自ら黒一色を身にまとう人物もいる。
  確かに一人を見てそれがステレオタイプだと思うのは木を見て森を見ない愚の骨頂ではないかと思う。しかし、その少数のセンスが 一緒だということは即ち……」

央輝「あぁあああああああ、うるさい、うるさい! 才野原、オマエもふざけているのか!?」

 その言葉に惠は肩をすくめて微笑んだ。
 いいように弄ばれている。

智「それで、話は戻るけど」

惠「確か、現代日本の政略により何らかの動きが予測されるだろう世界情勢についてだったかな」

智「そんな話してないよ!?」

央輝「アタシが言うのも何だが……こいつの冗談に付き合っているときりがない。適当に流せ」

 ひらひらと央輝は手を振る。
 その適当さに互いの理解の深さが窺える。


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