過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
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933:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/08(水) 01:42:30.76 ID:jWIgARQCo
茜子「オオカミが出たぞー!」

智「わぁあああああああああ!!」

 覆い被せようと叫ぶが、もう遅い。
 中途半端に嘘を織り交ぜたのがいけなかったのかもしれない。嘘は言わずとも、本当のことも言わない方針にすればよかった。
 だが、悔いてももう遅い。狩人はもはや嘘つきを追い詰めている。

花鶏「ふむ……嘘つきはちゃんとどうなるかおしえてあげなきゃいけないわね。その秘密の花園も暴くことを含めて」

こより「ともセンパイの秘密……鳴滝、気になりますっ!」

茜子「真偽のほどは、ポリグラフにお任せを」

智「……黙秘権を行使します」

花鶏「してもいいけれど、その代わりに念密なボディチェックをさせてもらうわ」

智「……断固拒否ッ!」

花鶏「あっ、この! 皆元、逃すな!」

るい「合点! トモちん嘘はダメだよ嘘は!」

伊代「いや、あの……誰にでも隠したいことぐらいあるんだから、無理に聞き出すことはないんじゃ……」

茜子「隠し事のない正直眼鏡は黙っていなさい」

伊代「正直眼鏡って……」

 そうして僕は、結果の見えている鬼ごっこを繰り広げたのだった。
 ……結論を言ってしまえば、僕は全部を赤裸々に話すはめになった。
 僕の名誉のために、物色していた作品の内容に関しては一切触れなかったけれど。


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