過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」 アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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◆jXxX9w2lpg
[saga]
2013/04/06(土) 01:38:17.62 ID:qaLwqyLco
セイバー「何故ですかシロウ! なぜ私だけが付いて行ってはならないのですか!」
士郎「私だけって、アーチャーが学校に行って良いのは遠坂の判断だろ。別にセイバー1人だけを外した訳じゃない」
セイバー「そういうことを言っているのではないのです! 聖杯戦争においてマスターがサーヴァントも無しで歩き回るなど不用心すぎます。そもそも学校に行くことにも私は反対だというのに……」
士郎「その話はもう終わっただろ!? 聖杯戦争でも普段の生活リズムは変えない。学校に他マスターがいると分かった以上なおさら休めないじゃないか」
セイバー「ええ、ですからその件は良いのです。ですがそれも自らの身を守る手段があってのもの。敵がいると分かった所に、みすみすマスターを向かわせるサーヴァントがどこにいますか」
士郎「でもセイバーがいなきゃ誰も俺のことをマスターなんて思わないだろ? 俺と遠坂じゃ状況が違うんだ。それにアーチャーもいる」
セイバー「寝床と言い護衛と言いシロウは全てアーチャーに任せるつもりなのですか!? あなたのアーチャーは凛のサーヴァントなのですよ」
士郎「それくらい分かってる。でも今は同盟中なんだし……」
セイバー「はー……そうやってシロウは甘いのです。リンからもシロウに言ってやって下さい。サーヴァントも付けずに出歩くマスターなんてありえないと」
凛「アーチャーもいるし安全性は大丈夫でしょ。それにセイバーの容姿は日本じゃ目立ちすぎるわ。わたしみたいに魔術師ならともかく、衛宮くんは半人前なんだし普通にしてればまず魔術師であることはバレないわ。そこにセイバーが護衛するってことは本末転倒なのよね」
セイバー「……し、しかし。イリヤスフィールの様な者もいますし……」
凛「あの娘だって所構わず襲ってくる馬鹿じゃないわよ。昼間の戦闘は禁止。少なくとも日中襲われる心配はないはずよ」
セイバー「う、うぅ……し、しかしですね……サーヴァントとして」
凛「霊体化できない貴方が衛宮くんに付いて歩くことは、言うなればただのまき餌よ?」
セイバー「……」
士郎(あかいあくま……)
凛「じゃあ衛宮くん学校に行きましょうか! セイバーもしっかりと自宅警備をしてくれるみたいだし、アーチャーも学校で待ちくたびれちゃってるかもしれないから」
心の中でスマンとセイバーに謝る士郎。
凛にぐうの音も出ない程言い負かされ、自慢のアホ毛も元気なげにうなだれるセイバーを残し、2人は学校に向かうのであった。
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