過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」  アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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282: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/04/22(月) 23:00:42.15 ID:CnIqVYT8o

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

凛「はぁはぁ」

ビルの階段を駆け上る。
人のいないビルのエレベーターは止まっており、20階以上ある階段をひたすら走る。
焦りも相まって息は荒い。

凛「あーもっと鍛えておくべきだったわ」

ようやくビルを登り切り屋上へのドアを開ける。
果たしてグッドタイミングなのかバッドタイミングなのか。
どちらにせよ凛は戦いの決着を見逃すことなく、屋上に辿り着いたのだ。
光線の様なライダーの突進がアゲハ目掛けて降下する。

アゲハ「脱落は……テメェだああああああああ!!!!」

黒球。
そう。
巨大な光の塊と化したライダーに相対するアゲハの手には、見たこともない巨大な黒球。
凛が見てきたアゲハの能力の何倍も大きい。
大きいだけではない。
何か、こう――
むき出しの殺意。
未加工の宝石。
これまでの能力とは根本的に何かが違う。
暴王。

凛「きゃ!?」

アゲハの黒球とライダー空中衝突。
無人のビル屋上。
2体の英霊が共にもてる最高の攻撃。
空気は震え凛は衝撃によろけそうになるのを、なんとか踏みとどまる。

ライダー「!?」

始めは互角。
徐々にアゲハが押し返す。
暴王は天馬すらもその身にのみこむ。
そうして天馬は地にひれ伏した。

決着。

ライダー「……サクラ……申し訳…ありません」




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