過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」  アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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35: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/03/18(月) 17:13:10.93 ID:+inXlueAo

凛「――Es ist gros,  Es ist klein」

≪軽量、重圧≫

凛「vox Gott Es Atlas―――」

≪戒律引用、重葬は地に還る≫

着地の寸前でアゲハが受け止め、校門まで一気に駆け抜ける

凛(とりあえず距離を空けるしかない。ランサー相手に接近戦は分が悪すぎる)

魔力で底上げされ凛の脚力は100m走7秒程で走りきるスピードだが、サーヴァントの前でその程度のスピードなんて意味はなく、敵はすぐ後ろまで迫って来ている。

ランサー「おいおい、まだ始まったばかじゃねぇか。楽しもうぜもっとよ」

凛「ちっ、流石に撒くことはできないわね」

簡単に回り込まれランサーは進行方向前の校門で待ち伏せている。
簡単に撒けるとは凛も思っていなかったが、相手は英霊としても中々のスピードを持っているようだ。
こうなっては戦う以外の選択肢はなく、アゲハが一歩前に出る。

アゲハ「ここからはオレの出番だ。遠坂は下がっててくれ」

凛「それしかないわね。相手は接近戦が得意なタイプよ、くれぐれも気を付けて」

アゲハ「大丈夫だ。それに、その前にあいつには聞きたいことがある」

アゲハ「――この学校の結界はお前の仕業か?」

空気が凍る。
アゲハは怒気の篭った声と共に、殺意を込めた瞳でランサーを睨む。

これが、サーヴァントの殺気。

凛はこの時、本当の意味で夜科アゲハがサーヴァントだということが身に染みた。
人間如きでは、全く相手にならない。
ただの純粋な殺意に気圧されていた。



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