過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」  アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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36: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/03/18(月) 17:14:06.05 ID:+inXlueAo

ランサー「そんなことか。くっくっく、さあ、どうだろうな。知りたきゃ力――!?」

瞬間。黒い閃光が2人の間にはしる。
ランサーが話し終わるのも待たずにアゲハは流星を放つ。
手から離れた流星は真っ直ぐにランサーに向かって飛んでいく。
しかし目の前のサーヴァントには矢除けの加護が備わっており、正面からの飛び道具は苦も無く弾かれる。

ランサー「危ねえ、危ねえ。まだ話終わってないだろ。お前まともじゃねえな……極上のエモノだ」

言い終わるや否や、今度はランサーから高速の突きが放たれる。
ただの人間、いや魔術師の身体能力をもってしてもよけきることなど到底不可能な突きを、アゲハは動じることなく、その矛先を冷静に見極め、対処する。

ランサー「どうした、どうしたぁぁああ! こんなもんじゃないだろお前の力はよぉおおお!」

ランサーは体を捻り、上半身のバネをだ使って十分に勢いを付けた一突きを放つ。
速さはさっきまでの比ではない。
英霊の力を持ってすれば、ただの突きが必殺の攻撃へと変貌する。
だが、その突きも突如現れた黒いディスクのようなものに弾かれ横に逸れる。

凛「なによ、それ……」

アゲハ「そういえば遠坂に見せるのは初めてだったな。これがオレの能力、暴王の月だ」

――メルゼズ・ドア
そう、アゲハに呼ばれた能力は何とも奇妙な形をしていた。
アゲハの右手につかず離れずの位置で浮遊しており、形状は黒い円盤の様に見える。
あれは魔術なのだろうか、それとも全く違う別の何かなのか。
マスターであり優れた魔術師である凛が必至で頭の中を漁るも分からない。

アゲハ「遠坂、悪りぃがオレの能力は結構危険なんだ。戦闘中は絶対半径5m以内に近づかないでくれよ」

凛「わかったわ。存分にやりなさい」



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