過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」  アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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59: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/03/20(水) 04:23:52.63 ID:R//DdHvto

流星、ディスク、ボルテクス、スプラッシュ。
アゲハの口から聞かされる能力の数々。
これだけのことを可能とする多様性と応用性に凛は舌を巻く。

そもそも魔力を自動感知して襲う魔術なんてきいたことない。
もちろん元が魔術ではなくPSIなのだから、あるはずないのだが。

凛(カスタマイズを続ければ無策の相手には無敵に近い。魔術だったら確実に封印指定ものだわ……でも、それだけじゃない。本当にすごいのは発想力ね)

これだけの能力を活用できるアーチャー自身の発想力。
遠距離狙撃、近接戦闘&防御、遠近両用の防御に無差別攻撃、そのどれも遊びではなく実践レベルまで昇華されている。
多分、必要を迫られれば更に多くの姿を見せることになるのだろう。
暴王の月自体は強力だが扱いづらい。
それを上手く活用している夜科アゲハの発想性こそが肝。

凛「アーチャーは……」

アゲハ「どうした?」

だから、少し好奇心が芽生える。


未来から来るのは良い。
聖杯の力ならそれも可能だろう。
魔術以外の異能力も分かる。
魔術だって一般人には絶対秘密だ。他にあってもおかしくない。
年齢は16と自分で言っていた。
別に若すぎるとは思わない。
死ぬことだってある。
魔術の訓練も死と隣合わせだ。
凛もいくつもの死線をこの年で超えてきた。

それでも、ごく近未来の地球で16の少年が英霊となる事態が起こり得るのだろうか。
ランサーとの戦いで生じた圧感や戦闘技術からは、アゲハが数多の死線を潜り抜けてきたことが感じられた。
生き抜くために、戦わねばならぬ世界。
それは、魔術鍛錬での命の危険とは意味が違う。
殺し殺される世界が、本当に起るのだろうか。
一体どんな世界でアゲハ生活し、戦ってきたのか、凛は聞いてみたくなった。



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