過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」 アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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◆jXxX9w2lpg
[saga]
2013/03/20(水) 04:56:25.64 ID:R//DdHvto
「止めるんだ! セイバー」
――刺されなかった。
見えない強制力によってセイバーの体は引き戻される。
セイバー「何故止めたので――!? マスター、上です!!」
士郎「え?」
令呪によって行動をキャンセルされたことを咎めようと振り返れば、目に映るのは流星。
真っ暗な空に溶け込む黒い色をした流星が佇み、そして――
セイバー「っく、間に合え!」
勢いよくセイバーが走り出す。
しかし、それも間に合わない。
ホーミング能力を有した流星は士郎の握る木刀目掛けて流れる。
士郎には何が起きたのかも分からない。
上を見上げたら黒い棒状のものがあって、ソレは自分目掛けて振ってくる。
反射的に強化していた木刀を胸の前で身構える。
セイバーの剣ならまだしも、平均以下の魔術師の強化なんて暴王の月の前には只の棒と変わらない。
抵抗することも許されず、木刀は無残にも流星によって破壊される。
そのまま、術者である士郎の魔力を貪ろうと流星は士郎の体に進む。
誰もが駄目だと思った。
セイバーすら間に合わず、士郎にも何もできない。
自分の救った相手を自らのサーヴァントによって殺されるなんて、なんと不運なんだろう。
アゲハの手を離れた流星には令呪も利かないだろうと凛ですらも諦めかけた。
けれど、流星は士郎に届くことなく消滅する。
凛「え?」
士郎「あれ? き、消えた?」
それは煙の様に士郎の手前で消え去った。
理由はわかないものの、セイバーはまさに命の危機にされていた、自らのマスターの元に駆け寄る
セイバー「大丈夫ですか、マスター! 体にケガなど……」
士郎「お、落ち着いてくれセイバー。お前も見てたろ。目の前で消えたんだ。体は何ともない」
一体誰が。
そんなこと1人しかいない、
3人は原因であるアゲハの方に視線を向ける。
アゲハ「――ったく。強制終了すると頭割れそうになんだぞ? コレ」
そこには少しだけ苦しげに頭を抱える夜科アゲハの姿があった。
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