過去ログ - 高垣楓「ホワイトデーのおくりもの」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/18(月) 12:11:30.66 ID:VMr1FUOo0
ああ、でも、私はアイドル。
そして、彼はプロデューサー。
もし、私とプロデューサーがそうなるとしても。
それはまだ、少しだけ先のおはなし。
まだ、それは今じゃない。
プロデューサーは、私をトップアイドルにしてくれると言ってくれた。
だから、それが叶ったら。いつか、それが叶ったら、きっと。
私の、本当の気持ちを、プロデューサーに。
それがいつになるか分からない。
ほんの少しだけ未来なのか、ずっとずっと未来なのか。
はたまた、そんな未来はないのかもしれない。
けれど、今はこれでいい。
私は、バレンタインのチョコレートのように、
そっと、自分の心にていねいにラッピングを施して。
外からは見えないように、けれど、開けたら最大限の気持ちが伝わるように。
甘くとろける、チョコレートのように。
いつか、私をプレゼントすることができたなら。
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