過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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126:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/25(月) 20:08:20.64 ID:/u/OjSUN0
男「本当は何か手土産か何かを用意するべきだったんでしょうが……」

男「実は明日、一度実家に帰ることになってまして……なんの用意も出来ませんでした」


傭兵「ああ、いいよいいよそんなの」

傭兵「あんただって『お姫さまの学力が上がったお礼です』とか言って急に兄弟姉妹を名乗る人に菓子折りを渡されても戸惑うでしょ? それと一緒」


男「お姫さま、というのは……?」


傭兵「ああ、そういう知らないフリはしなくていいよ。あの子自身が名乗ったんだし」


男「あ、そうですか……」


傭兵「にしても、一度実家に帰るってのは? 元々城下町に住んでたんじゃないのか?」


男「アレは仮住まいみたいなものですよ」

男「本当はもうちょっと離れた村出身なんですよ」

男「ちょっと、様子を見に帰ったほうがいい気がしたので」


傭兵「虫の知らせ、ってやつか……」


男「あまりこういう直感を信じるタイプではないのですが……何故か少し、気になりましてね」

男「姫様もしばらくは苦しまないで済むようですし、しばらく三日ほど勉強を休ませるのも兼ねて、ちょうど良いかと思いまして」


傭兵「なるほどね……」

傭兵「ま、気をつけて帰ってください」


男「ありがとうございます」


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