過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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139:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/26(火) 19:43:40.23 ID:tl9jYkFC0
女騎士「でもまあどちらにせよ、どうして戦うための技を身に付けてるかってのは教えられないんだ」

女騎士「あの子の正体をボクの口から言えないのと同じでね」


傭兵(……ま、それぐらいの口止めはするか……)


女騎士「それよりも、キミのクセだよ」


傭兵「は?」


女騎士「戦っていて気付いたんだけど、キミって集中力乱れ過ぎじゃない?」


傭兵「あ〜……」


女騎士「なぁんかボクしかいないしボクとしか戦わないって分かりきってるのに、どうもボクの周囲にまで気がいってるって言うか……」

女騎士「他に誰もいないことなんて分かりきってるのにそんなに集中力を分散してたら、そりゃ勝てるものも勝てないって」

女騎士「……といっても、ボク一人に集中したからって勝てるわけじゃあないんだけど」

女騎士「それでも、あの子にぐらいは勝つ機会が巡ってくるようになると思うけど? それなのに本当、勿体無いよ」


傭兵「でもこれ、直せないんだよ」


女騎士「直そうとしたの?」


傭兵「いや、むしろ利用しようとした」


女騎士「そういうのは臨機応変にしないと」

女騎士「複数に囲まれる可能性があるならそれの方が良いんだろうけど……」


傭兵「でもそうすると精度が落ちそうだからさ」


女騎士「そうは言うけど……でもやっぱ、一人で戦うんなら多少は仕方ないんじゃない?」


傭兵「……昔は、一人じゃなかったからな……」

傭兵(二人も、俺のフォローをしてくれる人がいたからな……)


女騎士「え?」


傭兵「いや、なんでも」

傭兵「ま、前向きに検討しておくさ」


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