過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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152:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 19:33:33.96 ID:otgJ/emX0
傭兵「いやいや、そうじゃなくてさ」

傭兵「そもそも他国のスパイだったとしても、ようやく信頼され始めたって段階で行動に移ると思うか?」

傭兵「国の重役を誘拐するなんて任務を課せられたのだと想定した場合、普通ならこんな短い期間の任務だなんてあり得ない」

傭兵「だから、期日が迫っただなんて可能性も無い」

傭兵「手柄を急いだとしても、すぐに疑われてしまう状態で手を出してしまったら、それこそ手柄も何も無くなるだろ?」


女騎士「そう思わせるのが狙いなんでしょ? やるはずのないやつがスパイだったら完璧に裏を掻いたことになるからなっ」


傭兵「そんなつもりはないが……まぁ、俺が疑われるのには納得だからな」

傭兵「でも俺じゃない以上、せめて疑いを晴らそうってぐらいには考えるんだよ」


女騎士「ふんっ。やったことをやっていないことにしようってこと?」


傭兵「だからそんなつもりは――いや、今はどれだけ言っても無駄か」

傭兵「それよりも、あの城には魔法を封じる魔法があるだろ?」


女騎士「あるにはあるけど、当たり前のように解除されてた。ま、オマエが解除したんだろうけど」


傭兵「それでも、解除された後どんな魔法が使われたのかの形跡はあったはずだ」

傭兵「それを教えてくれないか?」


女騎士「自分のことなのに知らないフリ? あらまぁ随分と丁寧」


傭兵「なんでも良いから教えてくれ」

傭兵「ほら、演技している俺を見抜こうとしてくれりゃいいから」


女騎士「ちっ……ねえ。説明お願い」

兵士「はっ」


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