過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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163:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 20:19:52.49 ID:otgJ/emX0
女騎士「でも駆け落ちを提案した男がどうしてまだ城に――」

女騎士「――って、そこで実家に帰る日と重なる、って話に繋がるんだ」


傭兵「そういうこと」

傭兵「どうせ夜が明けたら普通に実家に帰れるから、今もまだ城にいるんだよ」


女騎士「その協力者が男の実家近くに姫を送ると約束していて、向こうで合流すればそれで済む話」

女騎士「今問い詰めたところで、半日ぐらいならシラを切り通されてしまう」

女騎士「今更、実家行きを阻止することも出来ない」


傭兵「だからって当日に追いかけても、向こうには土地勘がある。あっさりと振り切られてしまうだろう」


女騎士「ってことは、姫を見つけるのは……」


傭兵「日が昇るまでが限界、ってことになる」


女騎士「だったら……」


傭兵「ああ。急いで城に戻って情報を整理しよう」


女騎士「うん」

女騎士「……って、なんでオマエが仕切ってるんだ?」

女騎士「ボクはまだオマエを疑ったままなんだぞ?」


傭兵「あ、いや……なんか、流れで」


女騎士「全く……分かってる? これは協力じゃあない」

女騎士「オマエを城へと連行するだけだからな」


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