過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
1- 20
253:あ〜…アイマスSSに誤爆してきてしまった…死にたい…1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/05(金) 01:32:16.39 ID:ETRZ1gM30
 あとは女騎士と姫を狙っていたやつだが……ソイツは俺の視線に気付くと同時、怯えたような気配を露にする。

 どうやら向こうは、とっくに俺が気付いていることに気付いているようだった。

 にも関わらず、ずっとあの場で動かず、俺が仲間をしとめる姿を見ていた訳だ。

 
 ……いや、見ているしかなかった、というべきか。

 お姫さまを守るために立つ女騎士。

 その隙の無さはどう足掻いても一人では攻めきれない。

 迂闊に戦いを挑めば殺されない程度に無力化されるのが目に見えている。


 だからこそ、仲間の応援を待つ意味でも、女騎士から距離を取り、こちらを見ていたのだろう。


 だが結果はコレだ。

 残っているのは自分一人。

 そりゃそんな表情も浮かべてしまう。


 しかし、ここまでだ。

 ここでおしまいだ。


 とりあえず、その男と俺との唯一の差とも言える魔法で牽制をかけようと、しゃがみ地面に手をつける。


 だがその魔法が発動するよりも速く――敵はその場で、自らのナイフを、その心臓へと打ち立てた。


「っ!」


 息を呑む。


 同時、しまったとも、やるなとも、思った。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
696Res/481.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice