過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
1- 20
282:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/08(月) 01:27:46.60 ID:GHeLOly10
姫「危ないことをされているのでしたら、わたくしの力は十二分に役に立つはずです」


女騎士「どうしてここに……」


姫「個室で復活させていってるといっても同じ神殿内です。自分が殺された理由が分かっている以上、女騎士さんを先に探すのは当然では無いですか」


女騎士「ちっ……先に神官長に足止めを頼んでおくべきだったか……」


姫「お願いします。わたくしも連れて行ってください」


女騎士「……いや、やっぱり姫さんは城に残るべきだ」

女騎士「せっかく傭兵が気を遣ってくれたのに一緒に連れて行ったら、おそらく無駄になってしまう」


姫「向こうが勝手にしたことです。わたくしは望んでおりませんでした」


女騎士「望む望まないじゃなくて、彼が今しているであろうことはたぶん、あなたには見せたくないことなんだと思う」

女騎士「だから殺してまで城に帰した」

女騎士「それなのに連れて行けだなんて……王女の権限を使ったとしても、連れて行けない」


姫「わたくしは大丈夫です」


女騎士「例え本当に大丈夫だとしても、ボクはキミを連れて行かない」

女騎士「それに、傭兵自身が自分の行いを見られたくないから返した、という可能性もある」

女騎士「何より、せっかく城に戻れたんだ。また連れ去った相手の元に行って危険に晒されることもないだろう」

女騎士「だからボクに任せて、城にいて欲しい」


姫「……ではわたくしに、お城でお留守番をしていろ、と……?」


女騎士「ああ。分かってくれたか?」


姫「……分かりました」


女騎士「ふぅ……」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
696Res/481.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice