過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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405:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/15(月) 19:37:15.32 ID:437YuA4I0
姫「これは、あの人を信用しきっていた、わたくしが悪いのです」

姫「傭兵さまは、気になさらないで下さい」

姫「まして、わたくしの立場で好きになるだなんてことが、そもそもはダメだったんですし……」
以下略



406:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/15(月) 19:38:26.35 ID:437YuA4I0
傭兵「俺のように、何もかもを信じず、誰にも信用されないように生きていくのか……」

傭兵「それとも自分が信じられるものを見つけて、裏切られるかもしれない恐怖の中付き合っていくのか……」

傭兵「もしくはその恐怖を押し潰すか見て見ぬふりをして、何も知らない無垢のフリを続けていくのか……」
以下略



407:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/15(月) 19:40:24.54 ID:437YuA4I0
傭兵「騙された後が怖いから、周りを疑い続ける」

傭兵「信じてしまった後の裏切りで傷つきたくないから、誰も信じない」

傭兵「期待された通りの事が出来なかった自分を想像するだけで震えてしまうから、信用されないようにする」
以下略



408:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/15(月) 19:41:49.72 ID:437YuA4I0
傭兵「怖いのに信じて、裏切られるかもしれないのに信用して、騙され傷つけられこうして痛みを負ってもまだ、誰かを信じたいと願っている」

傭兵「……俺には到底、真似できませんよ」


以下略



409:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/15(月) 19:44:56.83 ID:437YuA4I0
姫「あ、すいません」

姫「落ち込んでいるときに、笑ってしまうだなんて……酷い女ですね」


以下略



410:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/15(月) 19:45:51.39 ID:437YuA4I0
傭兵「……そんなに、俺の言葉を信じて良いんですか?」


姫「良いんですよ。だってわたくし、傭兵さまのこと――……」

以下略



411:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/15(月) 19:47:37.98 ID:Q5W+zP9h0
なんとなく面白いから続けて。


412:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/15(月) 19:47:41.66 ID:437YuA4I0
傭兵「まぁだから、お姫さまぐらいなら普通だと思うんですよ。誰かをすぐに信用してしまうのは」

傭兵「まだまだ子供なんですから」


以下略



413:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/15(月) 19:51:42.18 ID:437YuA4I0
姫「本当、今日は傭兵さまと話せてよかったです」

姫「……実を言うと、もっと沢山、傭兵さまのことを聞きたかったんですけれどね」

姫「わたくしのことばかり話してしまいました」
以下略



414:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/15(月) 19:52:58.82 ID:437YuA4I0
キィ…

女騎士「やあ」


以下略



415:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/15(月) 19:55:02.75 ID:437YuA4I0
姫「そ、それよりも女騎士さん……? どうしてここにいらっしゃるのですか?」


女騎士「何を言ってるの? 姫さんを護衛するために決まってるじゃないか」

以下略



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