過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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517:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/24(水) 20:03:21.04 ID:NnRn9fZG0
傭兵「信用し、信頼しているからこそ、あの子は俺に殺すのを頼んできて……」

傭兵「信用し、信頼されているからこそ、俺はあの子を殺さないといけないと思った」


傭兵「その後を……アイツを助け、支えられることを、信じられている、俺だからこそ……俺がやらないといけないと思った」


傭兵「でも……だからって、“ごめんね”はないよなぁ……」

傭兵「何が“卑怯なことを言って”だよ……そんな言葉、聞きたくなかったよ……」

傭兵「“ありがとう”って……言ってくれてたら……もっと……俺は……!」


姫「傭兵さま……」


傭兵「……いや、ごめん」


姫「……傭兵さまは、その方のことが、好きだったのですか?」


傭兵「幼馴染としては、ね」

傭兵「俺からしてみれば、ずっと傍にいた人を……姉のように慕っていた人を好きになる方が、無理だった」

傭兵「アイツはそれが可能で、あの子もそれが出来た」

傭兵「でも……結局アイツ、死ぬまであの子に気持ちを打ち明けてなくてさ……」

傭兵「本当……止めてくれよ……」

傭兵「あんなに露骨に、二人とも互いに好きなのが分かってたのに……本当……とっくに気持ちを打ち明けあってるのかと思ってたよ」

傭兵「……謝られた時にさ、なんとなく、まだ互いに告白して無いことが分かって……本当、辛かった……あの時が。人生で一番」


姫「…………」


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