過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 20:15:06.09 ID:NnRn9fZG0
その弱気な心はすぐに打ち払いましたが……もう遅いです。
その動揺は、すぐに敵に気取られてしまいました。
「へっ、分かったら大人しくしてるんだな」
「だったらま、殺さないでおいてやるよ」
「そう言われて……大人しく引き下がれますかっ!」
剣を抜いて、構えます。
恐怖を吹き飛ばすために声を荒げながら。
女騎士さんに教えてもらっていた戦い方。
傭兵さまを打倒した剣の腕。
その全てをぶつけるつもりです。
……そう。女騎士さんとは違い、ここは室内。
となれば、相手にとって不利になる得物を相手が持っている可能性があります。
そのことに気付かせないために、あんなことを言って動揺を誘い、わたくしに戦いを諦めさせるつもりなのかもしれません。
ですから、まだ勝てる可能性はあります。
戦って、勝って、傭兵さまを――
「っ!!!!!!」
――そこで、わたくしの思考は途切れました。
彼がその場で、腕を下から上へと振り上げた瞬間……視界が突然真っ暗になって――
――何をされたのか分かる間もなく、殺されてしまいました。
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