過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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542:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/27(土) 00:46:12.96 ID:lD1ToEId0
傭兵(剣の稽古……か……)

傭兵(俺みたいなのでも教えられることがあるとはな……)


傭兵「…………」


傭兵(でも……そろそろ辞めないとな……)

傭兵(この前の貴族への脅しのせいで、俺も神官も、村の人から避けられるようになっちまったし……)

傭兵(ここじゃあ争いも無いから神官がいてもありがたいと思われないのも大きい)

傭兵(そろそろ村を離れるべきかと話している以上、この子をあまり俺たち二人に近づけないようにしていかないとな)


少年「?」

少年「どうしたの? おじちゃん」


傭兵「……いや。なんでも」

傭兵「ただお前も、そろそろ一人前かな、って思って」


少年「えっ!?」


傭兵「俺がこれ以上剣術を教えると、変な癖をつけてしまうかもしれないからな」

傭兵「俺の戦い方は、俺にしか出来ないぐらい“おかしい”ってのは最初に話しただろ?」

傭兵「だから誰しもが歩く基本しか、教えられないんだよ」

傭兵「で、お前はそろそろソレを終えようとしている。だからな」


少年「どういうこと? おじちゃん、ここからいなくなるのっ?」


傭兵「いや、いなくはならないよ」

傭兵(すぐには、な……)


少年「じゃあどういうこと!? ボク、分からないよっ!」


傭兵「そうだな……そうだよな……どう説明したもんかな……」


??「もし」


傭兵「ん?」


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