過去ログ - 【まどマギ】魔法少女が存在しない世界へようこそ【安価】9スレ目
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935: ◆IJoIwg/qRBTT[saga]
2013/03/27(水) 19:34:17.85 ID:w8l8F/qI0


うん。

何でも聞いてと聞かれたからにはしっかり俺の悩みを答えるしかない。


紀洋「マミのことなんだけど……」


アイドルとしてスカウトされてしばらく経った頃か。

俺とマミの間に徐々に距離ができていった。

いや、一見すると同じ距離だけど間に溝が確かにできていて。

近いはずなのに、遠い感覚。

そもそも俺はどうしてマミが変わったのかも半分も理解していない。

ちょうどその頃に俺は自分の怪我のことで手一杯だったし。

俺は言葉を選びながらも、何とかそれを生徒会長に伝える。


紀洋「すいません、全然纏まりなくて……」

織莉子「別に構わないわ」

織莉子「そうね……」


生徒会長は少しだけ考えてから話を切り出す。


織莉子「私も巴さんのことは詳しくないからなんとも言えないけど」

織莉子「もう少し話をしてみるのはどうかしら?」

紀洋「話をしてみる、か……」

織莉子「ええ」


最大の問題は話をしてくれるか、何だけど。

俺は生徒会長にお礼を言うと、生徒会室を後にすることにしたのだった。


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