824:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/03(土) 00:49:36.04 ID:V3lLeEbFo
淫魔「…いいか、一つ言っておくぞ。私はお前と交際するにあたって、今まで関係のあった女の子を全員振った。断腸の思いでだ」ワシッ
男「っ!?」
男(す、すごい力…!!)
淫魔「私の大切なコレクションだった、可愛い女の子全員をだ。私の生きがいを。私が積み上げてきたものを…女の子の涙も見た」グググ…
男「せ、せんぱい!痛いですって!」
淫魔「…お前も男の子ならコレクションの一つや二つくらいあるだろう?お前はそいつを、簡単に手放せるか?例えば私に"そんなくだらないものは捨てろ"と言われて」ギギッ
男「それは……難しそうですね…!でも、先輩がどうしてもって、言うんなら…」
淫魔「大馬鹿野郎。そういう事を言ってるんじゃない。それに、こいつは例え話だ。私はお前にそんなことは望まないさ…お前もお前だ。お前は私の犬か?」ガシッ
男「ち、違います!」
淫魔「よし……でも、私はそれをやり遂げ、過去を清算した。辛かったが、これでいいんだと思えた。…私が何故こんなことをしたか、わかるか?」ピタ
男「に、にっぽんは一夫一婦制だから…」
淫魔「遠からずも近からず…及第点には及ばない……いいか、よく聞けよ」ダキッ
男「はうっ」
男(い、いきなり抱きしめっ…)
淫魔「全てはお前を全身全霊で愛するためだ。私はお前が大好きだ、男……だからな、お前もな…」ギュウ…
淫魔「全力で私を愛してくれよ……この期に及んで女の子に嫉妬なんてしないでくれ…私を信用してはくれないのか…?」ギュム
男「…そんなことは…あり得ません」ギュム
淫魔「そうか…よかった……よかった…」
淫魔(本当によかった…嫌われるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしたよ……今の私、冷静じゃなかったな…)
男「本当にすみませんでした…先輩の気持ちも知らずに、僕は」
淫魔「いいんだ。私の方こそ大人げなさすぎた…はっきり言って私の主張は無茶苦茶だよ……まるでジゴロみたいな…」
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