過去ログ - 蓮実「なんてったってシンデレラ!」
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51: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/22(金) 21:02:21.28 ID:yHYGYKLG0
「こらこら、勝手に話を進めないの。困ってるだろ? 蓮実自身は良いのか? このままじゃこいつら君の家に押しかけるぞ」
「気にしませんよ。母も喜ぶと思いますし」
アイドル仲間も紹介したいし。濃すぎる面々を見て、母はどんな反応を見せるのかな。
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/22(金) 21:03:46.03 ID:YRU6un7ho
最終的にカメラが変わるたびに涙が流れるようになるのか
53: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/22(金) 21:08:53.17 ID:Eq7a0MMy0
わいわいがやがやと浮足立つ私たちをトレーナーさんがぴしゃりと制止する。休憩時間は終わり、先ほどの動きのフィードバックを行う。
「志乃さん、少し早いですね。隣の2人と合わせることを意識してくださいね」
流石に今度は柊さんも参加している。ちょうど良い位に酔っているのか、年齢を一切感じさせない動きを見せてくれた。
54: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/22(金) 21:24:01.74 ID:yHYGYKLG0
「どうだった? 初めてのレッスンは」
「そうですね。しんどかったですけど、楽しかったです」
「そう言ってくれると俺も嬉しいよ。でもアイドルってのはまだまだこんなものじゃないよ。言っちゃえばプロローグ、序章に過ぎない」
55: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/22(金) 21:34:31.81 ID:Eq7a0MMy0
「ハスミ! ハリーアップ!」
「ハスミーン! 早く早く〜ッ!」
プロデューサーと話している間に、みんなは着替えを済ましたみたいだ。ジャージ姿なのは私だけ。
56: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/22(金) 21:55:52.05 ID:yHYGYKLG0
「ここがハスミの家ね!」
この家を建てたのは数年前。母の理想とこだわりが色々詰まっていて、ある種のアトラクションみたいになっているのだ。
大きな窓と小さなドアー、部屋には古い暖炉が有って、ブルーのじゅうたんを敷きつめて。庭には真っ赤なバラと白いパンジーが咲いて。
57: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/22(金) 22:05:32.82 ID:Eq7a0MMy0
大槻さんとメアリーちゃんが何故かえへへと笑っているけど、このカラーは色って意味じゃない。襟だったはず。
ハイカラー、高襟。西洋化の進んでいった明治時代の造語らしいけど、漫画でしか聞いたことが無いから私もよく覚えていない。
「……ハイカラさんが肺から通る」
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/22(金) 22:10:23.55 ID:z0PUmR3+o
レーザーディスクってでっかいってことしか知らないわ…
59: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/22(金) 22:16:25.31 ID:Eq7a0MMy0
金髪コンビが眼を点にして驚いている。LDを初めて見たんだろうか。
「あずきの家にも何枚かあるよ?」
「あら、懐かしいわね」
60: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/22(金) 22:30:18.94 ID:yHYGYKLG0
「時間はたっぷりあるんだし、全部見ちゃえばいいんじゃん?」
「だね! それじゃあ早速オペレーションスタートだね!」
「ねぇ、どれがおススメなの?」
61: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/22(金) 22:47:19.32 ID:Eq7a0MMy0
「それじゃあおニャン子を見ますか?」
「おニャン子なら知ってる! あれでしょ? 国生さゆり。面白いよねあの人。バレンタインディキッスだっけ?」
大槻さんの世代(私も含まれているが)からすると、国生さゆりはバラエティで活躍している元アイドル、と言う印象が強いのだろう。
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