過去ログ - 蓮実「なんてったってシンデレラ!」
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69: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 00:10:14.85 ID:WWXkdBUN0
「あらま。合格者は2人かぁ。最初のオーディションにゃ、ちとばかり厳しいかもね」

オーディションにはどれだけのアイドルが参加するかは分からない。もしかすると、私が想像している以上のアイドルが押し寄せてくるかもしれない。

その中で選ばれるのは2人だけ。オーディション自体は今回だけというわけじゃないけど、この番組に一番最初に出てみたい。なんとなくだけどそう思えた。
以下略



70: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 00:16:00.70 ID:o17TBeru0
「ふぅ。これはイマイチ…...」

オーディションまであと2日に迫った日のこと。私はレッスン場で居残り練習をしていた。トレーナーさんは休むことも大事と言ってくれたけど、今のままじゃまだダメだ。
私には経験が圧倒的に足りない。それをカバーするために必要なのは不断の努力。体育会系な考え方かもしれないけど、私がオーディションで戦い抜くためにはレッスンはし足りないなんてことは無い。

以下略



71: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 00:18:19.49 ID:WWXkdBUN0
「なんでもいーやっ! あっ、これお土産っ! プロの飴職人が手間暇かけたキャンディー! プロデューサーちゃんみたいに甘いんだー!」

あめちゃん貰ってマンモスうれピー! ……止めておこう、火傷しちゃいそうだ。

「ありがとうございます」
以下略



72: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 00:26:30.71 ID:o17TBeru0
「あっ、ゆいのこと気にしなくていいかんね! ハスミンは練習がんばれ?」

飴を舐め終えてもう一度オーディションの動きを練習する。身体はダンスについて行けるようになったけど、未だにアピールと言うものがよく分からない。
お泊り会以降もLDからブルーレイまで古今東西のアイドルの映像を見てきた。イメージはつくけど、それを実際にするとなると話が変わってくる。

以下略



73: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 00:29:56.36 ID:WWXkdBUN0
「おっ、なんかハスミンの目つき変わった感じ? キラキラしてるよ」

「そうですか?」

レッスン場の鏡を見てみる。自分じゃ違いがイマイチ分からないけど、大槻さんが言うのならそうなんだろう。
以下略



74: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 00:52:52.73 ID:o17TBeru0
夕焼けみくニャンオーディション当日。

「おーおー、結構来てんじゃないの」

「見た感じ30人超ですね」
以下略



75: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 00:58:19.00 ID:WWXkdBUN0
「うげっ、マジかよ……」

「? どうかしたんですか?」

軽く準備体操をしていると、プロデューサーさんが見てはいけないものを見たような反応をする。彼の視線先には可愛らしい女の子が受付にいた。見た感じ私と同じぐらいの年齢っぽいけど……。
以下略



76: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 01:03:32.45 ID:o17TBeru0
「聴いたことないかな? 安部菜々って」

「あなべべ?」

裸足で走っていそうな名前だ。
以下略



77: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 01:06:08.52 ID:WWXkdBUN0
「聴いたことないかな? 安部菜々って」

「あなべべ?」

裸足で走っていそうな名前だ。
以下略



78: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 01:17:54.63 ID:o17TBeru0
「えっと、その人ってすごいんですか?」

「ぶっちゃけ個性だけならこの会場にいる誰よりも強いからな。下手すりゃ前川みくすら喰いかねないぞ」

前川さんを喰う存在感。それだけで十分彼女の凄さが分かった。前川さんも個性の強いアイドルというのに、それすらも凌駕すると言うのか。
以下略



79: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/31(日) 01:29:43.40 ID:WWXkdBUN0
ウサミン'77
作詞 長富蓮実
作曲 都倉俊一

私の母星は ウサミンです
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