過去ログ - 蓮実「なんてったってシンデレラ!」
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8:申し訳ないが惨事は圏外[sage]
2013/03/19(火) 00:34:44.07 ID:1U7DfdQ4o
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長富蓮実(16)


9: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/19(火) 00:38:35.18 ID:4yi3Z32E0
「で、驚くかもしれないけど聞いてほしいんだ。長富さん、うちの事務所でアイドルにならない?」

「へ?」

「要は君をスカウトしているってとこかな。あっ、やっぱり引くよね? 急にそんなこと言われたら。出来れば110番だけは遠慮願いたいんだけど……」
以下略



10: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/19(火) 00:49:41.48 ID:+gKET9sT0
「そうかな? 時代って作ろうと思えば作れるものだと思うよ?」

なのに彼はそんなことを意に介さず話を続ける。

「百恵ちゃんにしろ、聖子ちゃんにしろ。今なお愛されているじゃんか。リアルタイムで見ていない子でも、お母さんやお父さんから受け継がれて彼女たちの歌を知っていく。そしてまたその子供に伝えて……」
以下略



11: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/19(火) 00:54:21.64 ID:4yi3Z32E0
彼の言葉に説得力は全くなかったけど、自信に満ち溢れている彼を見ると、なんとなく私も上手くいくような。そんな気がしてきた。

「君の憧れたステージは決して遠い存在じゃないと思う。そりゃあの頃と比べると大きく変わっているけど、アイドルを愛する気持ちに時代なんてものは無いからさ」

「私、今の流行に乗り遅れています。それでも、ステージに立てるんですか?」
以下略



12:あぼーん[saga]
2013/03/19(火) 01:02:45.06 ID:+gKET9sT0

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13: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/19(火) 01:20:23.15 ID:+gKET9sT0
「すみません」

「はい、どうかしましたか?」

事務所に入ると緑色の服を着た女性が迎えてくれた。事務員さんだろうか、胸にちひろとひらがなで書かれたネームプレートを付けている。
以下略



14: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/19(火) 01:27:02.74 ID:4yi3Z32E0
どうやら楓さんと言う人の名前は高垣楓と言うらしく、この事務所で1番最初にCDデビューを果たしたんだそうだ。

「上手いですね」

「楓さんうちの事務所で一番うまいですからね。歌唱力だけなら、日本トップクラスですよ」
以下略



15: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/19(火) 01:37:41.33 ID:+gKET9sT0
「こういうのね。アイドルの情報をまとめた名刺みたいなもの。HPとか見ても載ってるよ」

彼が見せてくれたのは外国人の子のカードだ。メアリー・コクラン……。アメリカ出身アイドルとは、なかなかグローバルな事務所みたいだ。

「11歳でアイドルって凄いですね」
以下略



16: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/19(火) 01:47:18.72 ID:4yi3Z32E0
「えっと。趣味は古着屋巡りとボウリングです」

とりわけボウリングに関しては少し自信がある。母の英才教育の賜物だ。

「意外な趣味だね」
以下略



17: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/03/19(火) 02:01:00.17 ID:SPCg/xuu0
「いつまでも愛されるアイドル、か。良い目標だと思うよ。キミらしくてね」

「そうですか?」

「うん。まぁ質問はこんなところで良いかな」
以下略



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