26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/20(水) 07:55:19.75 ID:JgG2c98Wo
そこにはお母さんから
身体に気をつけて
夢を応援している
何か困った事があったらいつでも相談してきて欲しい
そんな言葉が長く優しく紡がれていた。
何やってんだろ、
アタシ全部一人でやった気になってたんだろ?
こんなに優しく見守ってくれる人がちゃんと居たのに。
手紙が涙で滲む、また泣いちゃったな。
何度も何度も読み返した後、涙を拭う。
もう、アタシは迷う事は無かった。
携帯電話を手に取り、かけなれた番号に電話をかける。
「もしもし、お母さん……?」
ふと、窓の外から見えた灰色の空は少し晴れていた気がした。
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