過去ログ - 上条「付き合ってください!」フィアンマ「……え?」
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10: ◆CoYkYy0Cp/fr[saga]
2013/03/20(水) 12:46:12.62 ID:JFnKPhrx0

「これは、禁書目録の遠隔制御霊装。…まだ使用していないが、…すごいぞ。見るか?」
「………」

少年は、何も言わなかった。
上条は、黙っていた。
ただ、キャーリサの身体を、よろよろと駆けてきた騎士団長へ任せる。
そして、右拳を強く握った。

走り出す。

自分の方へ向かってきた上条に、フィアンマは笑みを浮かべたまま、右手を振った。

再度、激しい閃光。
ゴキン、という音。
『幻想殺し』と『第三の腕』がぶつかり合う。

上条の腕が酷く痺れた。
と、『第三の腕』が空中分解を起こす。
フィアンマはエンジンのかかりが悪い車に乗っているかのように、一度舌打ちをする。

「チッ、やはり空中分解か。我ながら厄介なじゃじゃ馬を抱えているものだな」
「………」

遠隔制御霊装を使ってしまおうか。
それとも、通常の術式で迎撃しようか。
考えて、フィアンマは右手を突き出す。


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