過去ログ - 上条「付き合ってください!」フィアンマ「……え?」
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16: ◆CoYkYy0Cp/fr[saga]
2013/03/20(水) 12:48:03.22 ID:JFnKPhrx0

「……何? ッ、」

霊装の端が、僅かに上条の右手のひらへ当たってしまう。
当然の事ながら、パキパキ、という音を立てて、壊れてしまった。
上条の両腕の動きが、フィアンマの目では視認出来なかったのだ。
右手を上条の両手に包まれたまま、フィアンマは動揺する。
何故彼は動かないのか。敵意や殺意が無いのか。
混乱の中、自分が失敗したということはわかった。
あまりにも欲張り過ぎたのかもしれない、と反省する。

右手は使えない。
左手が、掴まれた。

両手で両手を握られる。
上条の瞳は、不可解な煌きを宿していた。
何をするつもりなのか、と、青年は後ずさる。
凶器を隠し持っているようには見えない。
右手に触れられたままでは、うまく術式を行使出来ない。
仕方なしに脚を使って蹴りを入れようとしたところで。


上条当麻は、唐突に告白した。



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