過去ログ - 上条「付き合ってください!」フィアンマ「……え?」
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34: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/03/20(水) 13:49:34.54 ID:JFnKPhrx0

右方のフィアンマは、ロシアへやって来ていた。
恐怖と緊張による心拍数の上昇が、今更になって訪れる。
彼は少し考えた結果、ロシア成教の司教の下へ身を寄せた。

ニコライ=トルストイ。
常に漁夫の利を狙う、小物である。

打算と利害に裏打ちされた関係である為、彼はフィアンマを受け入れた。

「何か失敗があったのか?」
「俺様が失敗をするとでも?」

ひとまず暫くの居場所は確保出来た。
フィアンマはぼんやりと思いつつ、ロシアンティーを啜る。
甘ったるいブルーベリージャムが舌を甘く染め上げた。
スプーンでジャムを掬って口に含む。
先程の緊張が、徐々に解れていった。



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