過去ログ - 静・ジョースターの奇妙な日常
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/20(水) 23:43:09.25 ID:EFMU6/350
【警告】
これより先は以下の事に注意しなければいけない。

・宇宙が一巡しなかった、2015年杜王町が舞台のSSです。

・キャラ設定や話の流れに>>1の妄想が色濃く出ています。すみません。

・一部、オリジナルキャラやオリジナルスタンドといった大変気持ち悪いモノが含まれます。ごめんなさい。

・「宇宙が一巡しなかったなんてありえませんよ…ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」
という人や、
「オリジナルスタンドォ〜?なによそれェェーッヤッダァーッ、スゴイ変!オリキャラ?飛んでるうーックールだわあーーッキャー!プーよね!」
っていう人は、今すぐここから「逃げるんだよォォォーーーッ!」

・長くなりましたが、書かせていただきます。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/20(水) 23:46:51.01 ID:EFMU6/350
「『名前』とは重要だ……

この世で唯一無二を表す記号。

偉大なる川の名前は一級河川『一小川』
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/20(水) 23:47:43.92 ID:+VWp8kZJo
お! 静16歳?
期待するぜーッ!


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 00:11:03.70 ID:Xbvh8Tfh0
季節は春、新生活シーズン真っ盛り。

桜の木が立ち並ぶ川岸を、物凄い速度で走る車があった。

運転席に座るのは、凄まじく見事なリーゼントをした30代の男、『東方仗助』
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 00:20:42.56 ID:Xbvh8Tfh0
車内――

静「……あのさあーッ、あんまし『こーいう事』、言いたくないんですけどぉ〜〜……」

仗助「なんだよ静ァ、フキゲンそーな顔しちゃってよォー……まだ十分間に合うぜーッ。おれが少し『信号無視』すりゃあ十分なぁ〜〜」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 00:34:34.32 ID:Xbvh8Tfh0
仗助「静ァ〜〜……『お子ちゃま』なオメーにはわかんねーかもしんねーけどよーッ、『オトナ』ってヤツはツレに会うのが年々少なくなってくるんだよ。だからその貴重な時間は存分に使わねーとな〜〜ッ。ここ右だったか?」

キキーッ!ギャルルル……

静「てゆーか問題はッ!寝坊したっつーのにまず最初に髪の毛イジりやがったって事だってーのッ!イイ年してさぁ〜〜ヘンな髪気にしてんじゃあないってのッ!」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 00:42:40.42 ID:Xbvh8Tfh0
静「う……ええ……待った兄さん……ハナ、鼻血が出たよォ〜〜……」ボタボタ……

仗助「たとえ妹だろーと許さねェ〜〜……テメー今おれのこの頭のこと何つったァーーー!!?」

静「待った!待って!ゴメン、謝るからッ!ちゃんと前見て、ハンドル握ってッ!今日もイケてるってェー兄さんの髪型は〜〜ッ、メチャかっこいいよーッ!」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 00:54:51.35 ID:Xbvh8Tfh0
…………

一ヶ月前、アメリカ・ニューヨークの霊園――

シトシトシト……
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 01:02:15.80 ID:Xbvh8Tfh0
ジョースター邸内……

ガチャッバタン

承太郎「やれやれ、雨が本格的に降り出してきたな……暖炉の火が有り難いぜ」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 01:11:49.18 ID:Xbvh8Tfh0
仗助「95歳の大往生っつーのはよー、じじいにはもったいないくらいのイイ人生だったんじゃあないっすかね?」

承太郎「仗助、お前の母親は……」

仗助「…………」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 01:16:56.18 ID:Xbvh8Tfh0
承太郎「ところで仗助、本題だが……今回お前を呼んだのには、2つ、『葬式以外の』理由がある」

仗助「なんスって?」

承太郎「1つは遺産分配の件だ。じじいの妻にあたるスージーQおばあちゃんも2年前亡くなり、残るじじいの血縁者は……」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 01:23:47.37 ID:Xbvh8Tfh0
承太郎「仗助、お前、自分の『兄妹』について考えたことはあるか?」

仗助「『兄妹』ィ〜〜〜?おれは一人っ子っスよ?」

承太郎「いや違う、お前には兄妹がいる」キョロキョロ……
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 01:31:14.07 ID:Xbvh8Tfh0
仗助「……『妹』?妹なんかおれにいましたっけ?それって……あのじじいの子供って事っスよね?」

承太郎「ああ、そうだ……」キョロキョロ……

仗助「?承太郎さん?何キョロキョロしてるんです?」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 01:36:19.28 ID:Xbvh8Tfh0
承太郎「スージーQおばあちゃんが死んで、じじいも死んで、お前の『妹』の身寄りはもういないんだ。スピードワゴン財団に任せようかとも考えたが……本人の強い希望でな。杜王町で暮らしたいそうだ」

仗助「だからっておれに任せますーッ!?そもそもその妹ってェーのにゼェーンゼン心当たりがないんスけどォ〜〜ッ!?」

承太郎「そのことだが……ム……」キョロキョロ
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 01:42:50.65 ID:Xbvh8Tfh0
承太郎「おれは彼女に『この部屋で待つように』と言っておいたのだ。しかし姿が見えないというのは……ふむ、なかなか強いスタンドパワーを持つようになったな……そろそろ姿を現してくれるか?」

ジーッ……

仗助「承太郎さん、何処見て……?」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 01:51:41.48 ID:Xbvh8Tfh0
承太郎「姿は隠せても、微かな息遣いや衣擦れの音は隠せないようだな、静。E.T.シートンはこう言った。『追跡不可能な動物はいない』……」

静「年頃の女の子を動物扱いとか、ちょっぴりカチーンとくるんですけどォー……」

仗助「妹って、静ァ!?たしかに養子になったっつー話は聞いたっスけど……こーんなちっこい赤ん坊だったじゃあないっスかァー!?」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 01:58:20.69 ID:Xbvh8Tfh0
静「そうよ、仗助『兄さん』、あたしはあんたの妹で、透明の赤ん坊だった静・ジョースター!今年で16歳になる立派なレディー な の」ウインクッ☆

仗助「ほへ〜〜〜っ、目鼻立ちとか面影あるなァー……その頭に乗せたサングラスって、もしかして赤ん坊ん時の?」

承太郎「いや、じじいの母親の愛用品だったものだそうだ。古い型だが高級品だな……」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 02:01:59.91 ID:Xbvh8Tfh0
承太郎「とにかくだ。静は今年で16歳……仗助、お前の母校である『ぶどうヶ丘高校』に入学させる手配もしてある。だがお前が断るのなら、静の暮らしはこちらが……」

仗助「ミズくせーッスよ承太郎さん!静はおれの妹じゃあないっスか!面倒くらいいくらでも見てやるっスよォ〜〜!」

静「……あたしに会うまで妹の存在忘れてたくせに、ちょっと調子良すぎるんじゃあないのォ〜〜?」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/21(木) 02:04:24.34 ID:Xbvh8Tfh0
今回はここまでです。ありがとうございました。
また書き溜め出来ましたら投下していこうと思います。


20:名無しNIPPER[sage]
2013/03/21(木) 02:09:02.50 ID:UUOCFVvAO

期待


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/03/21(木) 02:10:51.23 ID:SyRZ+qHo0

同級生はアナスイみたいなやつがいそうな気がするwwww


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