13:梨と桃の楽園[saga]
2013/03/22(金) 23:21:23.48 ID:V4izTMazo
「ちくしょう……、この……化け物が!」
リーダー格の男は叫んだ。
常識では考えられない状況に自分がやったことさえ
棚に上げ、男は憤っていた。
「オイオイ、いきなり襲われて、挙句の果てに化け物扱いかァ?
悲しくなっちまうだろォがよォ!」
一方通行が男の手を踏んだ。
たったそれだけで、男の全身に激痛が駆け巡った。
「ぎゃああああああああああああああッ!?」
「知ってるか?電気にはこういう使い方もあるンだぜ。」
一方通行は電気を使い、男の痛覚神経に干渉していたのだが、
ふと、何かに気付いたかのように干渉を止める。
暴れていた男が意識を失うが、そんなことは気にも留めず一方通行は後ろを見た。
そこには茶髪の少女二人がいた。
二人とも常盤台中学の制服を着ており
さらに片方は、茶髪に赤味がかかったような髪色で
さらに腕には風紀委員の紋章をつけていた。
「失礼、風紀委員ですの。傷害の現行犯で……」
言葉は続かなかった。
なぜなら、一方通行が自らの手を、風紀委員と名乗った少女に向けた瞬間、
開いた手から風の槍が放たれ少女の体は、軽くノーバウンドで3m吹っ飛び意識を失ったからだ。
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