過去ログ - とある彷徨の一方通行
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3:梨と桃の楽園[saga]
2013/03/22(金) 02:51:00.15 ID:V4izTMazo
とある村の惨劇の4年後

「テメェらさァ、演算能力じゃなくて学習能力がねェンじゃねェの?」

声の正体は少年だった。
肌と髪は白、目は赤くて、衣服は黒を基調としている。
ここまでなら辛うじて普通の子供なのだが、
彼の周りに20人ぐらいのガラの悪い音たちが倒れている状況と
年不相応な殺気が彼をそんなイメージからかけ離れさせている。

一方通行<アクセラレーター>
そんな彼を人はそう呼んでいる。

「くそ!」

倒れている中の一人が苦し紛れに火炎を放つ。
しかし、その火炎は一方通行に触れる寸前で消えていった。

「火遊びでも、こンぐらいはやれっつゥの。」

そういうと、一方通行の手から先ほどとは比べ物にならない炎が生み出され、
先程、火炎攻撃をしかけた男の真横の地面に当たり、
その勢いで男は吹き飛ばされ意識を失った。

「めンどくせェな、いつになったら終わるンだか。」

この発言には彼のどンな思いが込められていただろうか。
そんな彼の思いを誰も知らなかった。


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