40:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/04/03(水) 00:51:48.85 ID:tw0CjOTgo
「ォォォオオおおおっ!」
そして、上条の拳が一方通行の顔面を捉えた。
「クソッタレがァ!」
咄嗟に顔を逸らし直撃は避け、右手が離れた瞬間、
足に風を発生させ距離をとった。
「クカカ……すげェなお前プロの傭兵かァ?」
「ちげえよ、ただ不幸だっただけだ」
「そォかい」
一方通行は上条当麻についてある推論を出していた。
恐らく空間掌握でどんなに足掻いても上条には勝てない。
その理由を一方通行は察していた。
(前兆の予測)
空間掌握は他の能力と違い、雷や炎を直接出すのではなく素粒子を介している。
上条は、その素粒子の変異から攻撃を予測し、対応しているのだろう。
恐らく本人は意識してやっていないだろう。
意識的にやっていたらそれこそ失敗するはずだ。
よって、上条には能力に頼っているかぎり勝てない。
しかし、裏を返せば能力を使用せずに勝てばいいだけの話だ。
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