過去ログ - モバP「天才発明家・池袋晶葉は揺らがない」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:24:54.36 ID:2VWMQUCT0

だが、ボイスレコーダーは構わないのだろうか?
現在の最新の技術だ。小型ながら、超のつくほどの高性能。
数年前とは言え、格段に性能が違うはずだ。

特定の動作をするとロックがかかって、再生しようとするとエラーを吐き出す。
盗難防止用に作られた機能もついていて、解除するときも特定の動作でしか開かない。
世界でたった1人だけ知るロックがかけられるということで、破ることは出来ないらしい。

便利な世の中になったものだ、と背中越しに説明を受けて感心する。

「ああ、それだけは構わないんだ」
「結局、私はそのボイスレコーダーを受け取ることは確定している」
「さらに、当時の技術から並外れた技術を当時の私は学んで、今の私がいるのだから」

なるほど。だから天才発明家・池袋晶葉だなんて呼ばれるようになったのか。

「よし、出来た」

はじめのボイスレコーダーと同じ作り、だが、こちらの方は新品だ。
時間跳躍の為にそれには作成日時の装飾は存在していなかった。
ちょうど、作られる時間と同時刻に作られていたらしい。ぴったりだ。

どうしてか、時間が経っているはずなのに、晶葉の目元は未だに赤かった。




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