過去ログ - モバP「天才発明家・池袋晶葉は揺らがない」
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39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:39:54.18 ID:2VWMQUCT0

それでも彼は答えない。彼の意思は揺らがない。
内に何を隠している?彼の表情は変わらない、無表情。

不気味だった。何が彼をそこまでさせるというのか。
その、彼女のせいだというのか。ああ、何だかストレスがたまる。
たった1人の女のために、命の危険も顧みず、過去へ飛ぶ?

どうかしている。

何がなんだかわからない。考える時間がほしい。
だが彼の存在が脳への信号をストップさせる。

何もかもがもどかしくて、彼に向かって叫んだ。

「君がそれだけ言うのなら、受け取ってやる」

「だが、だが…2度と、2度と私の前に現れるな!」

「君を信じた、私がバカだったというわけだ」

「私の力になる?私が孤独じゃない?ふざけるな」

「君は最初から、そうやって…腹の中で笑っていたんだろう!」

「………」

「君が、君が消えないのなら…私が消える」




「さようなら」




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