過去ログ - 百合子「好き、とォまァ…」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 15:07:46.29 ID:6Jm7wFxO0



ちゃぷちゃぷと水音が、浴室中に響き渡る。

電灯は消されていた。

百合子曰く、

『また、えっちな気分になっちゃったら、ヤバいからァ…』

との事らしい。

百合子はもう腰が立たなくなっているし、上条も限界まで搾り取られたのでもうする気はないが、もじもじする百合子を見て、また自分の欲望が出てしまいかねないと判断した為である。

しかし、天井近くに設けられた小窓から差し込む、月明りだけで十分に浴室は明るかった。

「うゥ、朝になってもまだ腰立たなかったら、どうしよう…」

「その時は……ハイ、上条さんが責任とって黄泉川先生の家まで送っていきます」

「ン、よろしい」

くすくすと笑いながら、百合子は湯に身を沈める。

向かいあわせで浴槽の中に入っているので、当然お互いの体も見えているのだが、性欲より愛しいという気持ちの方が大きかった。

ふと、百合子が深刻そうな顔をしたので、上条は気になって聞いた。

「どうした?」

「ううン…ねェ、当麻の通ってる高校って、どこだァ?」

「うん?第七学区の、何と言うか、普通の高校…っていうか、黄泉川先生の教えてる学校だ」

「はァー、もしかして、あの学校かァ…」

百合子は記憶の中から、その学校を探り当てたらしく、柔らかく微笑んだ。

そして、どこから取り出したのか分からないアヒルで遊び始めた。
確かインデックスが、何かの景品で貰ってきたものだったな、と上条は思い起こす。

『頑張れゆりkゲフンゲフンじゃあわたしも今日はお泊りしてくるんだよ!』

インデックスは何か思い当たる事があったらしく、今日は一方通行が泊まりに来るんだ、と言ったら意味ありげな微笑みと共に、小萌先生の家に行った。






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