過去ログ - 垣根「安価で…何だっけ?」フィアンマ「…何だったか」
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428: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/03/26(火) 00:42:47.32 ID:3K3UPpt80

垣根は自らの保有する能力である『未元物質』をそのままに駆使する。
まず自分と全く同じ分身を創造し、特攻させる。
その後ろから後続しつつ高速演算を継続する。すると、特攻した分身が潰された事をいち早く察知する。

垣根(防御、ッ)

垣根は魔術を知らない。が、何をしているかは感覚で掴める。
オッレルスは悠然と垣根の攻撃を防御結界にて無効化する。

次の瞬間、垣根本人の身体が吹っ飛んだ。

全身にビリビリと均一のダメージを受けている。
いつ攻撃を受けたのか、どのようにして攻撃を受けたのか。
まったくもって未知の攻撃を受けながらも、垣根は動揺しない。

垣根(一斉掃射、)

軍隊ではないのだから、掛け声は必要無い。
他人ではないのだから、素振りすら必要無い。

外から見れば何か考え事をしている、ただそれだけ。
しかし、垣根の脳内では演算式が無限に展開されていた。
死という概念自体は基本的に超越している垣根にとって、痛みなど恐るるに足らず。

垣根帝督の形をした『未元物質』が五体生み出された。

オッレルスを一斉に取り囲み、迷い無く撃ち出す。
スプリング式の発射法を採用しているそれは、しかし、早い。
ピンボールのボールをイメージすれば発射法はわかりやすいだろうが、それよりも遥かに。

オッレルス「……、」

オッレルスは無傷だった。
代わりに、五体の垣根帝督(ダークマター)が倒れ、転がっている。

オッレルス「…まだやるかい?」

垣根「>>430


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