過去ログ - 垣根「安価で…何だっけ?」フィアンマ「…何だったか」
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479: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/03/26(火) 21:06:38.20 ID:SDiTPSSz0
>>478 そして垣根くんは苛烈な聖杯戦争に身を投じ…  思ったけど垣根君も蘇生に近い事は出来るのか》


綴られていた文字は、綺麗だった。
利き手である右手で綴ったのだから、当たり前の事でもある。


『俺様が帰ってこなかったとしても気に病むことはない
 誰か素敵な人を見つけて幸せになるが良い

 万が一帰ることが出来れば…その時はお前と添い遂げることも考えないでもないぞ』


そんな、優しい文句の言葉の最後に。
たった一言、『Arrivederci. Inoltre da qualche parte.』と付け加えてあった。
垣根の頭には、イタリア語についての語学知識が入っている。
だから、辞書を引くまでもなく、その言葉の意味が理解出来た。

垣根「……万が一って、何だよ。もっと、自信たっぷりに言い切れよ」

そう吐き捨てて。
けれど、メモを握りつぶす事は出来ないままに、垣根は項垂れる。
夜が明けても、垣根の心が晴れる事は無かった。



所変わって。
オッレルスと二手に別れたフィアンマは、オティヌスを捜していた。

フィアンマ「……」

垣根の事が気にかかる。
無理矢理に振り払って進んだところ、オティヌスとばたりと会った。
オッレルスへ連絡をすると共に、フィアンマは彼女と距離を取る。

フィアンマ「………何を企んでいる?」

オティヌス「>>481


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