過去ログ - 垣根「安価で…何だっけ?」フィアンマ「…何だったか」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/03/22(金) 21:09:27.06 ID:IyRzu+vT0
上条「『外部からの侵入者が彼女を連れ去ろうとしている』と友人から聞いたんだ…」
上条は、『三沢塾』での事件を思い出す。
彼女はあの時、苦しんで、助けを求めて、また苦しめられた。
上条「…姫神は過去に一度同じような事件に巻き込まれているんだ…」
ぐ、と右拳を握る。
一度助けられたとはいえ、フィアンマに対して良い思い出は無い。
上条「今回も姫神を利用しようとする奴らが進入してきたんじゃないかと思ってな」
彼の瞳は冷静だった。
冷静に、フィアンマを倒して姫神を救うことだけを考えていた。
上条「だから、心配して駆けつけてきたのさ」
だから、揺らがない。
誰かの思惑であっても関係無い。
自分の拳で誰かを救えるのなら、自分は出来ることを出来るだけする、それだけだ。
フィアンマ「…変わらんな」
上条「……」
フィアンマ「…それは長所なのかもしれないが、……同時に、短所でもある」
呟く。
不意に、小さな白いカブトムシが飛び、フィアンマの肩に止まった。
『確保した。気絶させたから、今は背負った状態で待機中』
そう告げて、カブトムシはさっさと自壊する。
フィアンマ「安心しろ。お前が思っているような事にはならない。錬金術師のようには、絶対に」
上条「……俺が、テメェを信じると思ってんのかよ」
フィアンマ「それで、俺様がまともにお前との勝負に応じるとでも思っているのか?」
ふ、とフィアンマは小さく笑む。
フィアンマ「一応は命の恩人と呼称すべき存在だ。お前に暴力はなるべく振るいたくはない。
ここは見逃して、その友人には『力及ばず』とでも言っておけ。
……でなければ、俺様は『聖なる右』を振るう事になるぞ」
上条「やってみろ。俺は何度だって、お前を邪魔してやる」
>>71-77
にゾロ目が一つでもあればフィアンマ・垣根が姫神奪取成功、無ければ上条勝利
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