2: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/23(土) 15:39:46.71 ID:XyvQEkvh0
とりあえず、眠ろう。
眠ればなんくるない。自分、普段が完璧すぎて、今はちょっと弱気になっているだけなんだ。
響「…………」
3: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/23(土) 15:41:59.10 ID:XyvQEkvh0
ピンポーン、と呼び鈴が鳴った。
立ち上がる。足がふらついた。ああ、やっぱり熱あるんだなぁって感じのふらつき。
玄関に行くまでに、何度も廊下の壁を触った。
4: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/23(土) 15:43:55.65 ID:XyvQEkvh0
響「みんな、来てくれたのか」
春香「マスクつけろって条件でね」
5: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/23(土) 15:46:37.47 ID:XyvQEkvh0
美希「響、何か欲しいものない? ほら、寝るの寝るのっ」
響「あっ、じゃあ冷えピタと、氷まくら……」
6: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/23(土) 15:48:42.37 ID:XyvQEkvh0
千早「ごめんなさい、こんなに大勢で」
響「ううん、すっごく嬉しいぞ」
7: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/23(土) 15:51:23.94 ID:XyvQEkvh0
千早「もう、さっきから謝ってばっかり。……もっと気楽でいいのよ?」
美希「響ーっ、おでこを出すのー」
8: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/23(土) 15:53:52.17 ID:XyvQEkvh0
春香「よい、しょっと……。やっぱり、多すぎたかな」
律子「病人は自分のことだけでも辛いのに、やっぱり5人も押しかけるのはやりすぎよね」
9: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/23(土) 15:56:16.91 ID:XyvQEkvh0
ベッドの横のテーブルを囲む5人を見ると、安心できた。
人がいるって、こんなにもすごいことなんだ。
春香「響ちゃん、アイスとか食べる?」
10: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/23(土) 15:59:35.78 ID:XyvQEkvh0
美希「響、寝ていいんだよ?」
貴音「わたくしたちも、響の具合が少しでも良くなれば帰りますので」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/23(土) 16:01:47.25 ID:wbxdK2OSO
エエもん見つけたでぇ
12: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/23(土) 16:01:53.31 ID:XyvQEkvh0
……。
…………。
…………っ。
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