200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 04:09:03.15 ID:7LnCOhGJ0
「良く言ったぞ、雪歩」
プロデューサーが、雪歩の頭に手を乗せた。
美希が彼の隣で嬉しそうにはしゃぎながら、それに続く。
「マシなステージどころか、ギャフンと言わせられるステージにするの!
ジュピターなんて、ケチョンケチョンのパーにしようね!」
雪歩は、自分の頭に乗せられたプロデューサーの手に自分の手を添えた。
彼の指が、細かく震えている。
「プロデューサー―――絶対、頑張ります。
これまでの私の集大成と、これからの私の第一歩、プロデューサーも見てて下さいね」
雪歩の言葉に、プロデューサーはにこやかに頷いた。
「雪歩―――いよいよだね」
美希が、雪歩の着替えを手伝いながら、溌剌と語った。
「ミキ達なら、きっと楽勝なの。
心配しないで、雪歩もミキ達のステージを見ててほしいって思うな」
「言いたい事、いっぱいあるけど―――」
ステージ衣装に身を包み、少しの間鏡を見つめた後、雪歩は美希に向き直った。
「――今まで、本当にありがとう、美希ちゃん。
このフェス終わってからも、また一緒に頑張ろうね」
「うん! よろしくなの!」
240Res/253.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。