過去ログ - ハニー・ポッター「騎士団、いいえ。私の豚団ね、そうでしょ?」
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124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 00:21:00.38 ID:M1sR58qS0
ハニーの部屋

トンクス「ほんとだ、ここもやっぱり片付きすぎだよ、あーぁ」

ハニー「なんで残念がられなければいけないのかしら……」

トンクス「いやぁね、ママから女の子は家事くらいできないと!っていっつも言われてて、生返事するんだけどさぁ。こう見せ付けられると自信がね……おっ、畳み損ねたソックスがある。ひょいひょい、ひょい、っと」

ハニー「……ソックスが、なんだか塊になってトランクの方に転がったわ」

トンクス「うーん……こういう才能ないんだよね、アハハ。これでも『闇払い』なのかってよく言われるよ」

ハニー「! あなた、ムーディ先生と同じ『闇払い』なの?」

トンクス「そうそう、さっき言ってたでしょ?引退してたマッド-アイに眼をつけられて――あっ、言葉通りにね。あのおっかない眼で睨まれてたし――いつのまにやら!っていう」

ハニー「あー、そんなに簡単に、なれるものなのかしら」

トンクス「ほら、マッド-アイは引退してても顔利くからね。でも、試験じゃ結構優等だったんだよ?ホントだって!『隠密追跡術』はちょっと、ほら、おドジをかましてギリギリだったけど」

スゥゥッ

ハニー「!?」

トンクス「ほーらね。こうすれば、勉強しなくたって『変装・隠遁術』はいつだって最高点だもん」

ハニー「えっ、えっ!?今、あなた杖も使わずに、どうやって髪、紫から私のような赤い髪に!?」

トンクス「わたし、生まれつき『七変化』っていう能力を持ってるの、うん」

ハニー「そう……外見を、好きな風に……へぇ。羨ましいわ。もちろん、私はこの私自身に変えたいところなんて、ないけれど……」

トンクス「どうやってるのかー、なんて聞かないでね。そういうもんとしか言えないんだ。だからえっと、ほら……その傷もどうにかすれば隠せるよ、気にしないでもさ」

ハニー「……察しがいいのね」

トンクス「女の子だしね、やだよね……そだ。うーんと、こう、こうか!」

ハニー「!」

トンクス「へっへ、どう?ちょーっといつでもやるのは目立つから勘弁してほしいけど、さ!お揃いの傷!」

ハニー「……」

トンクス「ってあれ!?これじゃ逆だ!しまった、あーぁもう台無しだよわたしって、もー」

ハニー「いいえ、ふふっ。ありがとう、トンクスはいい人ね。リーマスにピッタリ」

トンクス「あっ、ほんと?嬉しいな……な、なにが!?は、っはは、ハニー、ジョークが巧いね!ハッ、フッ、ヘッ!だわ!!!」


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