38:名無し[saga]
2013/03/25(月) 20:55:03.54 ID:4ys5ZjmX0
上条当麻とアウレオルスはマンションの前についた。
極めて普通の外見のマンションだ。
アウレオルスは結局悩んだ末、お金が無いのでプレゼントは断念した。
部屋の前に着き、ついに部屋の扉を開ける。
ぎぃ"ぃ"ィ"ィ"""""""""
扉がゆっくりと開く。
インデックス「アウレオルス!!?」ダッダッダッ
奥から明るい声と共に輝いた笑顔を見せながら走ってくる禁書目録
そしてアウレオルスに向かって飛び込んでくる。
アウレオルス「禁書目録………、自然、改めて言わせて貰おう、久しいな禁書目録、変わらぬようで安心した。」ニコッ
上条当麻の姿は近くには無かった。恐らく二人の感動の再開を邪魔したくないのだろう。
禁書目録はというとアウレオルスに抱きつきながら泣いている。
インデックス「アウレオルス〜、会いたかったよ〜」ポロポロ
アウレオルス「ああ、私も禁書目録に会いたかった。」ジワ
アウレオルスも感動で自然と涙が溢れ出てくる。
この時この瞬間アウレオルスの生涯全てが報われた。
今までの人生全てに意味があった、そう思えた。
インデックス「ごめんね、ごめんね、全部思い出したよ、全部・・・ごめんね」ポロポロ
アウレオルス「そうか……………そうか…」ポロポロ
上条当麻はというと少し離れた所から観察していた。
ただ、目の前の光景が眩しかった。
当麻「……よかったな、アウレオルス……」ボソ
上条には分かった、アウレオルスがどれほど禁書目録の為に尽くしたのか
だからこそ思える。
禁書目録に抱きつかれるアウレオルスに嫉妬することもなく良かったな、と心から思える。
時同じくして学園都市は戦争準備をしていた。
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