37: ◆jPpg5.obl6
2013/04/13(土) 07:58:07.86 ID:1oK7K63z0
「こほんっ……と、まぁ〜そう思わせることですかね〜」
話を妙な方向へ運ばれていることに気づかない美琴は、
助けを求めるような眼差しで佐天の次の言葉を待っていた。
「……えーーっと…ど、どうゆうことなのかしら?」
「彼に対して御坂さんが何か尽くしきれていないとこはないですか?」
「…え、急にそう言われても」
「料理は?」
「よくしてるわ」
「手はつなぎますか?」
「…あ、あんまり…たまに帰り道につないでくれるかな……」
「キスは?」
「…あんまり多くはないけど、普通にしてると思う…って、佐天さんっ」
「夜の性活は?」
「えっ!週末は必ず…平日もたまに……って何なのよッ?!
生活の“セイ”の響きが何か違うわよ!!」
話の方向のズレに気がついたころには、上条との恋愛生活を赤裸々にされたあとだった。
美琴は佐天に何かおかしいこの流れに抗議しようと口を開こうとしたが、
佐天次の言葉が美琴のその動きをピタリと止めた。
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