4: ◆jPpg5.obl6[sage]
2013/03/24(日) 23:25:07.65 ID:NZUxtlQv0
なんてことを考えてみたが、もうそんなことはどうでもいいと面倒な様子で
上条は靴を脱ごうと身をよじらせた。
「だいたい、どうやって入ったんだよ…電撃少女は彼氏の自宅の
鍵を破壊して攻略しましたとか…」
上条は玄関の鍵を手と目でわざとらしくまじまじと確認した。
何も無理やりこじ開けたような形跡はないようだ。
「ばかっ!そんなことするわけないでしょうが!!!
あ、開いてたのよ…アンタが鍵閉め忘れたんでしょう!!!」
ビリッと音がしたかと思えば、美琴の前髪から紫電が散って上条の眼前で
静電気みたいにバチンと小さくはねた。
「い、いやー美琴さん…!と、とにかく落ち着きましょうよ」
上条の態度に美琴はふんっと鼻を鳴らすと腕を組んでそっぽを向いてしまった。
機嫌を損ねてしまったのは明らかなようで、これ以上ビリビリさせないためにも
上条はより慎重に美琴に問いかけることにした。
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