62: ◆jPpg5.obl6
2013/05/23(木) 16:39:12.73 ID:DHNRlvKU0
びくりと、上条の身体が小さく震えた。美琴の声にはとても弱い場所を刺激される。
こんなわけの分からない状況でも、身体は素直に反応を示していた。
つられるように、美琴も身体をびくりと震わせ上条の唇から離してしまう。
「はぁ…あ、はぁ…ど、どうしたんだよ」
「ハァ…ハァ…」
「ず、随分と…今日はやる気まんまんですね〜…御坂さん、ははは…」
突然のこの状況、熱を持ち始めた身体、からかい口調で自身の焦りを隠しながら
上条は美琴の様子をうかがった。
「な、なんかあったのか…?」
「…何にもないわよ」
そうは言っても、いつもと違いすぎる行動を見せられては、
“何にもない”ようには思えないのだが…
上条が首をかしげながら、もう一度問い返そうかと悩んでる間に、
美琴のほうが先に次の行動を決めたらしい。
「つづき…」
「え?」
美琴はうつむきかげんにそういうと
今度は上条の腕をつかんで部屋の奥へと彼をひっぱった。
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