12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 06:44:56.16 ID:68WYh37U0
その日の夜、勇者は文書をしたためた。
魔法の効果で一般人には何の手紙か分からないように細工を施した。
出発前にこれを配達するように頼むことにした。
眠ろうとまどろんだ勇者だったが、扉のノック音で覚醒した――――
勇者「誰だ?」
魔法使「あの、私です……」
勇者「ああ……」ガチャ
魔法使「遅くにすみません」ペコ
勇者「いや、まだ眠っていなかったから大丈夫だ」
勇者(……仲間の死がよほど衝撃的だったか?
貴重な戦力だ、精神面の管理もちゃんとしておかなければ)
勇者「話があるんだろう? 入るといい」
魔法使「はい……」
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