25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 13:23:44.62 ID:68WYh37U0
・
・
・
彼らは最後の物資補給地となる町に着いた。
その国は十年前までは勇者たちの国の属国であったが、やはり魔物出現の混乱に乗じて独立した。
微妙な政治立場上、勇者たちの国は独立を黙認せざるを得ない状況にあった――――
勇者(かつては荒廃としていたらしいが、今ではそこそこ発展しているようだ。魔物の出現が有利に働いたらしいな)
魔法使「ゆうしゃさま。ここのヒトたちの、わたしたちを見る目が怖いです」
勇者「俺たちの国の兵士がかつては残虐の限りを尽くしたらしいからな。
仕方のないことだろう」
魔法使「わたしたちは何も悪いことしてないのに。
もしかして、このヒトたちはヒトの振りしたマモノかもしれませんよ」
勇者「……いや、人間だ。紛れもない、な。
それより宿を探して早く休もう」
魔法使「はーい」
45Res/31.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。