23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/25(月) 22:11:50.11 ID:d5tGG4Gs0
『………』
『そんなわけ、ないだろ』
そんなわけがない。ちょっとホラーな趣味があるだけ。
ちょっと、そういうものが見えてしまうだけ。
それだけの、普通の女の娘なんだから。
「でも…プロデューサーさん、私のせいで…けが、した」
『小梅が無事だから、いいんだって』
『それに、小梅があそこで早く言ってくれなかったら、もっと酷かったかもしれないし』
『感謝しこそすれ、俺は小梅が気持ち悪いだなんて微塵も思わない』
『むしろ、可愛い女の娘だ』
本心をただ、彼女に告げる。
まだ痛むが、手を伸ばして小梅の頭を撫でる。
さらさらで艶のあるクリーム色のストレートヘア。
絡まることなく指がするりと通ってゆく。
年齢に反してつんとした、大人を感じさせる高い鼻。
右目にかかる髪も愛らしい。
「ほ、ほんと、です…か…?」
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