13: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 22:45:14.54 ID:kj2COS900
春香「声……」
真「……いいよ、別に」
14: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 22:47:19.46 ID:kj2COS900
春香「やっぱり、美味しいなぁ。このケーキ」
真「うん、美味しいね」
15: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 22:49:37.19 ID:kj2COS900
アイスティーとレアチーズケーキは、おしゃべりと共に消えていった。
春香「そろそろ、出ようか。事務所に戻ろうよ」
16: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 22:52:02.04 ID:kj2COS900
春香がレジに立っているのを、喫茶店の入口から見る。
ふと、携帯電話に手が伸びた。
カメラ機能。ボクはほとんど、使ったことがない。
17: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 22:54:29.02 ID:kj2COS900
春香「お待たせ」
真「うん」
18: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 22:56:15.18 ID:kj2COS900
真「へっ!?」
変な声が出た。
駅の改札が見えてくる。
19: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 22:58:49.77 ID:kj2COS900
その後、事務所でも、家でも、あの写真を見ていた。
ピンぼけで、顔は見えない。あの時、少しだけ見た横顔から、
脳内で勝手にモンタージュを作る。
20: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 23:01:06.14 ID:kj2COS900
ドアを押して、店内へ。
若い女性が「いらっしゃいませ」と、席へ案内してくれる。
店内を見渡す。若い男性の店員さんが居なかった。
21: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 23:03:11.21 ID:kj2COS900
女性の店員さんの「ごゆっくりどうぞ」という声は、あまり響かなかった。
ほとんどお客さんの居ない、店内。
モーニング用のメニューがテーブルにおいてある。
22: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 23:05:02.18 ID:kj2COS900
ホームで電車を待っていると、携帯が震えた。
春香からの着信だ。
真「もしもし」
23: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/25(月) 23:06:31.80 ID:kj2COS900
春香『事務所で、待ってるからね』
真「うん」
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