過去ログ - 京太郎「俺が奴隷扱いされてるっていう噂が流れてる？」
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670: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/08/17(土) 03:22:38.71 ID:3aWxc9Nbo
穏乃「あっ」

玄「あの子って」

咲「（だ、誰だろ。私のほうを見てるけど……いや、それより、今はトイレに）」ｽﾀｽﾀ
以下略


671: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/08/17(土) 03:27:04.12 ID:3aWxc9Nbo
穏乃「あ、あ、の」

穏乃「（あ、頭が、真っ白に……）」

穏乃「（聞かなきゃいけないことがいっぱいあるのに、確かめたいことがたくさんあるのに）」
以下略


672: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/08/17(土) 03:28:50.65 ID:3aWxc9Nbo
宮永咲は走っていた。
いや、「走る」という定義は「どちらかの足が地面から離れている時間がある」こと。
正確にとらえれば咲は走ってはいない。
妙に狭い歩幅で猛烈な勢いで歩いているのだが、その速さはかなりの物だ。

以下略


673: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/08/17(土) 03:32:34.24 ID:3aWxc9Nbo
ダムにはもうひびが入り決壊寸前。
だが、トイレは目の前だった。

咲「（もうちょっと、もうちょっと……）」

以下略


674: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/08/17(土) 03:33:00.13 ID:3aWxc9Nbo





以下略


675: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/08/17(土) 03:34:30.72 ID:3aWxc9Nbo
その瞬間、咲の心は折れた。
冷静に考えれば構わず中に入ることもできただろう。
中で清掃婦に事情を話してトイレを使わせてもらうこともできただろう。
だが、これまで感じたことのないような幸福の最中に突き刺さったこの状況は咲の張りつめられた神経がプチリ、と切れた。
そうなってしまえば終わりだ。
以下略


676: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/08/17(土) 03:35:57.72 ID:3aWxc9Nbo
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以下略


677: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/08/17(土) 03:36:45.57 ID:3aWxc9Nbo
はい、一旦ここまでです。
２回戦の回想までか切りたかったのですがうまくまとめられず。

投下はあと２回の予定です。

678:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/17(土) 03:37:58.47 ID:gNmKyqDWo
なんていうか…その…下品なんですが…フフ…
　勃　起　…しちゃいましてね…

679:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/17(土) 03:40:16.48 ID:wDJ2kvVIO
乙ー
相変わらずの秀逸な文章すばらっです

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